歴史の有る神社なので、それなりの威厳が、感じられました、静にお詣りしました。
旧中山道(和田宿の北のはずれ)の狐坂を下り切って芹沢というバス停を過ぎると下和田上組という地区になります。
谷の両側に標高1000メートルを超える山並みが迫っています。
街道右手(東側)の草原の端に「中山道一里塚跡」の石碑が立っています。
碑には「江戸より四十九里」と刻み込まれています。
江戸日本橋を出発してからここまで、およそ184キロメートルの道のりだということです。
一里塚跡のすぐ北側には若宮八幡宮の鎮守の樹林。
この八幡宮の祭神は仁徳天皇(おおさざきのみこと)だとか。
和田郷の形成当初からあったのかもしれませんが、羽田本家の保有地だったと思われます。
戦国後期の16世紀半ば、武田家の信濃攻めで追い込まれて自刃した大井信定父子の首級と墓碑が境内にあります。
とはいえ、目立つのは羽田本家の先祖の墓碑です。
この神社の管理は和田本家が執りおこなってきたとかで、例祭も和田家の司祭がないとできなかったそうです――現和田家当主の話による。
名前 |
若宮八幡神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
町有形文化財(本殿)