遷座の時期は不明だが、玉祖神社の旧鎮座地と伝えられ...
名前は怖そうですが、全くそのようなことは無かったです。
手入れもされてましたし、参拝客もあるようで、お賽銭やお供物もありました。
エルゴ神社。
(原文)厄神社。
桜の木々に囲まれた厄神様でした。
石造の御社は細工が丁寧なので、中世以降に再建若しくは新造された構築物のような気がします。
御社の向かって左側手前に存する陽石のような石が古代からお祀りされていたものだと推察いたします。
石造の鳥居も昭和九年に築造されていますが、それまでは、木造の鳥居であったと考えられます。
投稿写真にある御社に向かって右側の石灯籠は左側の石灯籠よりも古く歴史を感じさせます。
灯籠の火袋が木製であるのも珍しいです。
御神木(硬木の椎?)が大嵐で倒れたので、流用されたのでしょうか? 石造物に「村田〇〇〇」の刻字が見受けられますので、元々は「ムラタ」一族の氏神様であったのではないかと推測されます。
それはともかく、玉岩屋は別格として、「周防國一之宮」玉租神社を中心に佐波川の対岸を含めて、狭いエリアに六社の神社があるのは極めて珍しいと思います。
残りの五社を訪ねてみます。
河辺にある広場のような場所に、小さな祠。
おどろおどろしい名がついてはいるけれど森林ではないし、向かいに見える山が御神体な気がしてならないし、せせらぎを背にして思わず 七夕に 蜻蛉飛び交う 河辺かななどと言ってしまいそうな程度には閑雅な土地だし、厄神とは何のことやら。
疫神として素戔嗚尊を祀るのはたまに見るけど。
玉祖神社の元宮とする説もあるらしいが、証拠も何もない。
ただ、玉岩屋の近くで、勢力範囲にはあったのか。
桜の季節は、綺麗だと思います。
遷座の時期は不明だが、玉祖神社の旧鎮座地と伝えられている。
名前 |
厄神の杜 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
春には桜がキレイですお花見には最適かと。