桜の時期に来たら迫力満点でした。
宮島の少し高台になっている場所にある多宝塔は、あまり観光スポットとしては有名ではないようで観光客はほとんど見かけませんでした。
この多宝塔のあるエリアに行く途中から厳島神社や五重塔を臨む絶景ポイントになっています。
多宝塔は別名「二重の塔」と呼ばれている。
高さは15.6m。
大永3年(1523)禅僧・周歓(しゅうかん)によって建立された。
この場所は多宝ヶ丘と呼ばれ、昔は「多宝院」という寺があった。
この建物は重層で屋根は上下とも方形ですが、下層の屋根には饅頭型の亀腹があるため、上層の柱は円形に配列されています。
また、軸部まわりから組物まで円形で日本建築の平面計画として円形を使う珍しい手法。
外部も純和様で、貫の鼻が拳鼻になっているなど大仏様や台輪など禅宗様も細部に見られます。
多宝塔は室町時代後期、大永3年(1523年)に周歓という僧侶の発願により創建された宝塔です。
高さは15・2mあり、二重塔婆で、江戸時代に改修の記録が残るそうです。
重要文化財に指定されています。
厳島神社の参拝を終えて、宝物館の右側脇、細い石の坂道を上がると多宝塔がありました。
途中で視界が開けて来ると、厳島神社の鳥居(2020年現在、工事中で覆われてます)や、行き交うフェリー、五重の塔が見え、素晴らしいビュースポットです。
獅子岩展望台も良かったですが、こちらの多宝塔からの眺めも感動しました。
大巌寺から少し登ったところにある多宝塔です。
室町時代後期に建てられた建物で、重要文化財です。
ここの本草んであった薬師如来は大巌寺に遷されています。
3月末に訪れましたが、桜が三分咲き程度でしたがとてもきれいでした。
厳島神社正面向かって右側の山の二合目あたりにあります。
賑やかな中心部からはずれているので、あまり人はいません。
遠くから見えるので、興味があれば足を伸ばしてみて下さい。
少し高台にあるので、見晴らしの良い好立地なのですが、周りの木々が少し鬱陶しいかもしれません。
嚴島神社の出口側から山の方向に、階段を登った丘の上に有ります。
あせび歩道沿いに、大聖院から歩いて来ることもできます。
周辺には桜が多く植樹されており、宮島島内では一番の密度・物量だと思います。
春には満開の桜で囲まれ、宮島でも屈指の絶景ポイントとなります。
大鳥居と海を背景に、素晴らしい景色が見られる場所です。
高台に有るため、時折海から強い風が吹く事が有ります。
桜の花が空に舞い散り、「桜吹雪」となります。
直ぐ側に東屋も有り、休憩する事もできます。
東屋の裏には、駒ヶ林の山頂に続く登山道が有るのですが、斜面が雨で削れて危険な為、立入り禁止となっていました。
(2017.06.15確認、2018.04.03継続中を再確認)
名前 |
厳島神社多宝塔 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0829-44-2020 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
塔とは本来仏の遺骸を祀ったもの神仏習合が進んだ厳島神社には、多くの仏教建造物が廃仏毀釈の難を逃れて現存していますこの室町期の多宝塔もその一つこの場所自体からの眺めは、樹木に遮られてあまり望めません。