厳島神社に行くまでの参道です。
宮島フェリー桟橋より厳島神社への参道的な通り。
1905(明治39)年創建で額は太政大臣・三条実美。
山口県大島郡久野産の石材を使用し高さ9.7m 。
赤い大きな鳥居が見える表参道に建っているため、素通りしている人が多いが、立派な鳥居。
1877年、日本一大きい石の鳥居を造ろうと発願され、1905年に出来上がった。
高さは9.7m、柱は1つの石で造られているらしい。
石材は周防大島のもの。
石鳥居は厳島神社へ向かう海岸線の通りに立っている初めの明神鳥居です。
呼び名の通り「御影石」で出来ています。
明治10年(1877)に築造を開始しましたが、資金難に陥り30年間放置されました。
その後、明治39年に北海道に住む方の多額の寄附(資金提供)により完成しました。
砂浜や歩道に鹿がうろうろしていて和みました。
しかし、カバンを地面において写真を撮ろうとしていたところ、忍び寄ってきた別の鹿がカバンに鼻を突っ込んだり、もぐもぐとかじるので多少の戸惑いを覚えました。
厳嶋神社の石鳥居は、商店街の通りが終わり、いよいよここから参拝が始まるのだという位置に立っています。
海岸も間近になります。
鳥居の手前の狛犬はたいそう立派でした。
すぐ近くに公衆トイレがありました。
宮島・御笠浜のトイレの横に渡辺為吉句碑が建っている。
花嫁に見せてやりたい安芸なすび 渡辺為吉氏のことはよく分からない。
明治のひとらしい。
また碑の裏側に横浜の靴師と書いてあるとも(碑全体に風化が進んでいてよく読めない)。
広島市南区の〔観音寺〕にも同じ名前の碑があるとの情報もある。
安芸(ここでは宮島のことだろう)なすびは特産??調べてみると高知県の安芸市はなすの産地。
また鎌倉時代の和歌、 秋なすび早酒(わささ)の粕につきまぜて嫁にはくれじ棚におくとも を想起させる。
名前 |
石の大鳥居 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0829-44-2020 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
4.2 |
高速船・フェリーを下り、飯飯屋みやげ物屋の賑やかさに浮ついた気分でいるのもつかの間、この神聖かつ厳かにそびえ建つ大鳥居を前にすると、不思議と身が引き締まります。