名前 |
稲荷山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
ここは故上野辰男氏と9人の学友で昭和22年10月に発掘。
変形獣帯文鏡、勾玉、刀、矛、鏃、馬具部品、それに須恵器、土師器などが出土した。
昭和22年といえば長六橋際の闇市が最盛期の頃、戦後の日本では発掘調査の第1号であり、これだけの出土品であれば大きな反響を呼んだはずであるが、時代はまだ食べるのが精一杯のころ、ガリ版刷り2ページの報告書は残っていないが、出土品は東京国立博物館と熊本市立博物館に収納されている。
古墳は直径30メートル、高さ6メートルの円墳。
横穴式の屍床2つを持つ石室があり、6世紀後半のものと推定される。
東側は坪井川が流れ、以前は水田地帯、この坪井川の水を支配した王様の墓である。