名前 |
大法寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0979-22-3228 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
大法寺(だいほうじ)の由来本寺は、妙顕寺末日蓮宗一致派(みょうけんじまつにちれんしゅういっちは)に属し、眞浄山(しんじょうざん)と号す。
開山は大法院(だいほういん)日周(にっしゅう)上人にして、慶長五年(1600)二月の建立。
庭内に加藤清正公を祀る浄池宮(じょうちぐう)、婦人病平癒に功徳ある神様として伝えられる秋山堂(しゅうざんどう)が建立されている。
又、大石良雄奉納と伝わる二基の石灯籠、由井正雪(ゆい・しょうせつ)が植えたと伝えられる塩釜桜(しおがまざくら)の大樹あり、一名正雪桜(しょうせつざくら)とも言い伝えられている。
現在三十五世を継承する古刹であるが、その間名僧も多く輩出している。
特に三十一世、日良(にちりょう)聖人は文学に秀で俳句を良くし、京都で有栖川宮(ありすがわのみや)に招かれ「花廼庵(はなのあん)」の号を賜り生涯の面目とした。
中津に居住してから多くの俳人を育てた。
又、日本で最も早い時期(1849年)に種痘を行った辛島正庵一族の墓を始め、小幡英之助先祖の墓、福沢諭吉の姉(小田部家)お礼の墓などが寺内にある。