日本人妻との間に二人の子をなして平和に暮らしていた...
〔唐船塔〕のそばに聖福寺の画僧・仙崖和尚の歌碑が建っている。
箱崎のいそべの千鳥親と子となきにしこえをのこす唐船 謡曲「唐船」で知られる夫婦・親子の別れの物語が背景にあるとのことだが、詳しい話は知らない。
謡曲「唐船」は、日本に捕われた唐人祖慶官人(そけいかんにん)が箱崎殿(筥崎宮大宮司)に仕え、日本人妻との間に二人の子をなして平和に暮らしていた。
やがて唐土に残した子供二人が迎えに来たので箱崎殿はこれを憐み日本で生まれた子も連れて帰ることを許した。
そこで親子共々喜んで帰ったが、夫婦、母子別れの悲劇もからまった物語である。
迎えに来た子が、父がもし死んでいたら建てようと持ってきた供養塔が、この塔といわれている。
歌は聖福寺の画僧仙厓和尚の作で、「箱崎の いそべの千鳥親と子と なきにしこえを のこす唐船」又祖慶官人と妻とが別れる時に腰かけて名残を惜しんだといわれる一対の石を「夫婦石」といっている。
名前 |
唐船塔と夫婦石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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説明書きに記載されてるエピソードの内容が個人的には微妙。