福岡のみならず沿線の広島市や北九州市などの市民一同...
福岡大博覧会記念 野鳥の森碑 / / .
当時の日本国有鉄道の山陽新幹線がそれまでの終点であった岡山市の岡山駅から福岡市の博多駅まで延長した時は、福岡のみならず沿線の広島市や北九州市などの市民一同が万歳三唱しながら迎えたものであった。
40年の間には国鉄がJRに変わり、山陽新幹線はJR西日本の管轄になった他、列車種別も「ひかり」と「こだま」だけであったのが「のぞみ」ができ、さらに4年前に九州新幹線が博多から鹿児島市の鹿児島中央駅までつながって「みずほ」や「さくら」、「つばめ」までが登場してにぎやかになる。
当時は東京駅から博多駅までの東海道新幹線と山陽新幹線しかなかったのが、今や東北や秋田、山形に上越の各新幹線ができ、さらに週末には北陸新幹線が開業するのであるから、まさに隔世の感があると言えよう。
あの頃、福岡市では新幹線が博多まで延長したのを記念して、「福岡大博覧会」というイベントが行われた。
福岡市民の憩いの場である大濠公園と舞鶴公園を主会場に行われたこの福岡博であるが、新幹線の開業記念であるから当然国鉄がパビリオンを出したのは言うまでもなく、他にも高速道路や船舶、旅や都市交通などのパビリオン、さらには企業や暮らしをテーマにしたパビリオンも両公園に立ち並んでいたし、大濠公園の池には恐竜のオブジェも備え付けられ、火ではなく水を吐いていたのを覚えている方もいるかも知れない。
お祭り広場では様々なステージイベントも行われ、当時人気の高かったチューリップもここでライブを行なった事がある。
このイベントは新幹線の開業日から5日後に開幕して2ヵ月超の期間にわたって開催されたが、期間中は大型連休に加えて恒例の博多どんたくもあり、この時はどんたく隊が来て大いににぎわったのは言うまでもない。
名前 |
福岡大博覧会記念 野鳥の森碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.8 |
またやってほしい…「福岡大博覧会」。