鳥類研究家の川口孫治郎の著書『飛騨の鳥』(1921...
川口孫治郎(鳥類研究家)の墓碑 / / .
名前 |
川口孫治郎(鳥類研究家)の墓碑 |
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評価 |
5.0 |
「聞きなし」という用語を初めて用いたのは、鳥類研究家の川口孫治郎の著書『飛騨の鳥』(1921年)と『続 飛騨の鳥』(1922年)とされている。
昔話や民間に伝わる聞きなしを文献として初めて記録したのが同書である。
同じ動物でも地域によって異なる聞きなしが伝承されている。
聞きなし、聞き做し(ききなし)は、動物の鳴き声、主に鳥のさえずりを人間の言葉に、時には意味のある言語の言葉やフレーズに当てはめて憶えやすくしたもの。
明治6年、和歌山県有田郡生まれ。
東京高等師範学校卒、京都帝国大学法学部卒。
鳥類研究家、民俗学者。
和歌山県、佐賀県、岐阜県、福岡県で教職に奉じ、名校長と謳われるなどその職務を全うする一方で、余暇を鳥類の生態観察とその記録に捧げた。
晩年は、京都帝国大学理学部動物学教室嘱託として、調査旅行に専心したが、大正11年、北海道松前小島での調査中に発病、翌12年没。