周辺のオススメ
スポンサードリンク
名前 |
闇り御門(闇り通路) |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
096-352-5900 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.0 |
闇り御門は、「闇り通路(くらがりつうろ)」と呼ばれ、暗がり通路、闇がり通路とも書かれている場合もあり、熊本城の本丸御殿の正式な入口で、本丸御殿の地下トンネルの様な地下通路です。
二つの石垣を跨ぐ様に架けられた大きな梁、どっしりとした巨大なケヤキの柱が並んでおり、清正公ならではの設計をうかがわせます。
唐破風の入口から闇り通路に入ると、石垣と天井の巨大な赤松の太い梁を支える大きな柱の列に圧倒される。
このような地下通路を持つ御殿建築は全国にもあまり例がないそうです。
釿(ちょうな)と呼ばれる手斧でけずられた跡(名栗面)がある梁で、古くから釿は主に柱や梁など用材の荒削道具として使われてきましたが、釿を使うと独特の波状の削り肌を残すことから、名栗面(なぐりめん)という表面の仕上げかたにも使われています。
石垣の形に合わせて、木を削って組み合わせ、木材と石垣の接合部分を石の形に合わせて寸分違わず削る「光つけ」という作業が施されています。
柱の間に玄関の上り框があり、板縁があり、中二階の玄関である式台之間(大広間への入口)へ続く階段が見えます。
但し、現在この階段から上がることはできません。
本丸御殿の闇り御門から闇り通路を通って、反対側に出る所にある門が乃開御門です。