中の枯れた幹がアカギで外側は着生したアコウです 時...
首里城公園にある大木です。
中の枯れた幹がアカギで外側は着生したアコウです 時を経て現在の姿になっています。
アカギの大木。
猫が木登り。
沖縄の記憶(山田實・金城棟永)写真集の170ページに「戦争で傷ついたハンタン山の大きな木」として1959年の写真があります。
ここから守礼門が見えます。
木々のアーケード🌳森林セラピーロード的な感じ。
ハンタカワ山。
1968年の夏、台風接近の折対策のために強風雨下琉球大学男子寮(現沖縄県立芸術大学キャンパス)から機電ビル(現首里杜館中庭)に行って来た。
対策措置作業後の帰路頂きにアコウの小木を抱いたままその戦災アカギは強風の影響を受けて倒伏していた。
『歴史を語るアカギの大木』アカギはトウダイグサ科の常緑広葉樹。
この木は戦前まで約1mもの太い枝を首里城の城壁までのばして道行く人々に涼しい木陰を提供していたそうです。
しかし、沖縄戦によって無残にも焼かれてしまって幹だけが残り、さらにその幹もその後の台風で折れてしまったそうです。
踏んだり蹴ったりです。
ところがその後そのアカギの幹にアコウ(クワ科)が寄生して来て、寄り添ってアカギをまるごと支えたことで昔の面影をとどめることになったのだそうです。
戦争で傷付き、台風で死んでしまった往年のアカギを、後から生まれて来た若いアコウが力強く支えているのです。
二本の大樹の共同作業に感動します。
名前 |
アカギとアコウ |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
098-886-2020 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.7 |
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通りかかったら、この樹木の方からあたたかい空気(陽)が流れて来た。
(崇元寺のガジュマルからは涼しい風を感じた。
陰)