名前 |
寺前薬師堂 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
因幡三十薬師霊場の参拝でお伺いしました。
特定の宗派はなく大野地区の人々が管理している薬師堂になります、寺前薬師堂といい旧寺名は玉峯山龍昌寺と称していました薬師霊場第十一番札所になります、お堂までは石段を七十五段程登ります。
御本尊は薬師如来です。
御本尊は慶長年間(1596年~1615年)に藤原家浪士山木四郎太夫が当地本村の寺跡にて金の薬師如来を掘り出した事に始まり、正徳三年(1713年)に龍徳寺祖山宗印和尚によって玉峯山龍昌寺を開山し薬師如来を御本尊としましたが、その後の間もない享保年中(1716年~1736年)に堂宇は火災で焼失したという、その後に龍徳寺の渓水和尚は掘り出された金の薬師仏を覆う新しい仏像を造らせその中に金の薬師如来を納め堂宇を再建した。
その後も薬師堂は焼失と再建を繰り返したため明治四年(1871年)に廃堂としましたが明治十三年(1880年)に村人が再建を決定し堂宇を建立して現在に至っています。