名前 |
農村景観大賞集落碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
実山跨道橋(げんやまこどうきょう)(天水ループ橋)の橋脚の前に実山展望公園案内板と並んで、農村景観大賞集落碑(標柱)が立っています。
実山跨道橋の前の集落は下有所「しもうそ」集落、小天東小学校あたりから上にある集落が上有所(かみうそ)集落、その向こうに数軒の小さな出口集落、その下手に赤仁田集落が見えています。
平成2年に熊本県が行った第1回「農村景観コンクール」で赤仁田地区が第2位の「美しき村賞」を受賞し、平成5年の第4回では下有所地区が最高位の「農村景観大賞」に選ばれました。
郷土史によると、有明海の干拓が進み平野部で米麦の生産が行われるようになるまで、中腹にあるこの集落群が地域の文化・産業の中心でした。
有所という名前には、かつて村の有りし所という意味が込められているのだそうです。
実山展望公園へはこのループ橋の真中の農道を突っ切り、アンダーパスになっているところをくぐり、納骨堂のある墓地公園を抜け登っていくと着きます。
周辺には広大なみかん畑が広がります。