箭弓神社境内で牡丹園の入り口近くにあります。
異なる樹種が寄り添って生えており、とても素敵だと思いました。
可愛いお稲荷様が寄り添って良縁ありそうです。
栴檀の木と松の木だそうです。
松の樹と栴檀の樹が寄り添って助け合っています。
縁をつくって縁ができたら見習いましょう。
松と樗の木が一つ根から生えている様に見えることから「縁結びの木」と言われています。
それも珍しいのですが、何よりも「樗の花=栴檀の花」が見事です。
あたり一面に馥郁たる香りが漂います。
樗(おうち)は栴檀(せんだん)のことです。
「栴檀(せんだん)は双葉(ふたば)より芳(かんば)し 」と言われるあの栴檀です。
白檀(びゃくだん)は発芽のころから香気を放つことから、大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえですが、そのたとえが良く分かります。
少し離れてみると「花の雲」のように見えます。
名前 |
縁結びの木 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
箭弓神社境内で牡丹園の入り口近くにあります。
松と栴檀(せんだん)の木がぴったり寄り添うように並んで生えていることから、縁結びの木、と言われています。
ロマンチックな話に展開するのはいいのですが、「やっくん、きゅうちゃん」の石像が新設されているのは興ざめではないでしょうか?ところで、栴檀(せんだん)は中国名で、日本名は白檀(びゃくだん)と言います。
「せんだんは双葉より芳し」という言葉で広く知られています。
5月に薄紫色の小さな花を沢山咲かせます。
発芽の頃から香気を放つとのことですが、花粉症の拙者には全く分かりません。
源平盛衰記には「罪人をさらし首にするのに用いられた獄門台の木」とあります。
栴檀の樹皮は駆虫薬としても使われますので、さらされた生首に虫が寄らないように使われたと想像できます。
高い木の先端に花をつけますので、下からは見えにくい。
先述の「栴檀は双葉より芳し」(大成する人は幼少の頃から優れているというたとえ)から、5月の節句に飾る風習もあります。