名前 |
三田八幡宮古跡石碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
現在,国道一号線沿いに三田八幡神社があるが,当地は,その旧地とされる。
三田八幡宮は,伝承上,飛鳥奈良時代和銅年間に牧岡なる土地に創建されたが,平安時代後期寛仁年間に,当地へと遷宮したという(この頃の当社を,頼光四天王筆頭 渡辺綱が崇敬していたとの伝承が残っているが,これは牽強付会と見られる)。
そして,それから六百年程経過した江戸前期正保年間に,上記国道一号線沿いに再遷宮された。
現在,さぬき会館の土地内にあるものと見られるが,同館が封鎖されているため,当地を観察することができない。
ネット上の情報を纏めるに,天保年間再建銘の狛犬が二基あり,また,宝暦年間建之銘 石工廣群寉 飯倉町中奉納とする手水石があることが分かる。
また,明治二十四年建之銘 「渡邊綱尊敬三田八幡宮古跡」と刻む石碑が確認できた。