名前 |
渋見砦跡公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.6 |
1980年代前半まで土塁の城跡が残っており、つつじが丘南公園の南を通る道路の向かいに、かなりの高さと傾斜のある土塁がありました。
徒歩5分のところに住んでいた1980年頃まで、何度か雑木林の中の城跡の碑があるところまで登ってみたことがありました。
城跡碑があるから入っていいものと小学生だった当時は思い込んでいましたが、獣道しかなく私有地だったのかもしれません。
城の縄張りはコンパクトかつ土塁の高さがあるため立体的で、伊豆の山中城みたいに整備したら格好良かっただろうなと想像します。
尾張の織田信長の侵攻に備えたということで、尾張側になるつつじが丘南公園側の土塁は急峻で、現存していたら日本有数の高さだったでしょう。
落城した渋見城は信長家臣の滝川一益に与えられたと歴史の本にあり、それなりに価値のある城館だったのではないかと思います。
今は公園に碑があるだけですが、お寺の近くや住宅地の端には、わずかに城跡の一部、土塁が残っているところがあります。