名前 |
箱崎鯨塚の墓標(網屋天満宮境内) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
案内によると。
この碑は鯨之標と刻まれ裏に明治廿一年十月廿日箱崎浦と記されています。
地下鉄箱崎九大前と貝塚駅の中間点当時の海岸沿の松原の中に建てられていました。
当時の新聞にこの沖合いにクジラを発見 箱崎浦網屋の漁師総がかりでこの浜に追いつめ体長十三メートルの鯨を捕獲して浦中がうるおったとあります。
この鯨の供養のためこの鯨に感謝をこめて背骨の一部を葬り鯨塚を作りこの碑を建立したものです。
その浜辺も埋立が進みやがて鯨塚も人々から忘れ去られ昭和二十五年には鉄道工事のためこの墓標は放置されていましたこれを九州大学農学部水産学科の関係者が発見 大学構内に安置し祀られてきました。
このたび箱崎漁業協同組合はこの碑を漁師の氏神網屋天神の境内に移し 末永く祀ることにしたものです。