境内からは白鳳期の瓦も出土している。
甚目寺三重塔(重要文化財) / / / .
国重要文化財の立派な建築物であるしかしながら三重塔には多数の刃物による落書きで毀損されている不良連中とは言え、地元の宝である国重要文化財にこんな扱いが出来るとは文化水準の低さや治安の悪さが伺い知れる。
尾張四観音の一つである甚目寺は、推古天皇5年(597)の創建と伝えられており、境内からは白鳳期の瓦も出土している。
現存する三重塔は、各層とも三間四方であり、屋根は本瓦葺とする。
江戸時代の建立でありながら、和様の伝統を遵守した優美な姿となっている。
東門は、2本の主柱の前後に4本の控柱の付く四脚門であり、屋根は切妻造、銅板葺としている。
甚目寺は尾張四観音の一つで、現在は真言宗に属する古刹である。
現存する三重塔は寛永4年(1627)、東門は寛永11年(1634)の建立とされる。
三重塔は各層とも三間四方で柱は全て円柱、屋根は本瓦葺である。
初層には擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)を付けた縁を廻らし、東側の正面中央に5段の木階(もっかい)を設ける。
二層目・三層目の縁には先端を刎ね上げた刎高欄(はねこうらん)を付す。
各層ともに四面の柱間は中央を両開き板戸、脇間を目透かしの無い連子窓(れんじまど)とする。
また柱上の組物も各層とも手先が三つ前に出る三手先斗きょう(みてさきときょう)を用い、斗きょうには斜め下前方に突出する尾垂木(おだるき)が付く。
江戸時代の建立でありながら和様の伝統を遵守した優美な三重塔である。
東門は二本の主柱の前後に四本の控柱が付く四脚門(しきゃくもん)で、切妻造、銅板葺、主柱・控柱とも円柱の大型で雄大な門である。
名前 |
甚目寺三重塔(重要文化財) |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.6 |
⭐️『国指定重要文化財』江戸時代初期の寛永4年(1627年)の建立、本瓦葺の三間三重、高さ約28m立派、風格と趣あり、中には「愛染明王坐像」安置名古屋の両替商「吉田半次郎政次」個人の寄進とは凄い😲