名前 |
葉山嘉樹 文学碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
葉山嘉樹(1894/明治27年3月12日~1945/昭和20年10月18日)は、高等学校「国語」の教科書にも採録される「セメント樽の中の手紙」(1926年)や長編「海に生くる人々」(1926年)などを主な作品とする「文藝戰線」派(文戦派)の代表的なプロレタリア作家だ。
1934(昭和9)年9月から1938(昭和13)年1月まで、赤穂村(現在の駒ヶ根市)に生活し、工事現場での労働を通して作品(小田切秀雄いう「工事場物」)を書いた。
この期の作品は、初期作品の評価に比すると見落とされていると言えるが、在住50年を追想し当地での一文を刻した文学碑が、1984(昭和59)年に、県道75号線沿いの駒ヶ根高原切石公園内に建立された。