聖人像の首が衝撃でなくなっていました。
浦上天主堂の正面左手表庭に、原爆で破壊された聖人の石像が並んでいる。
どれも熱線で黒く焦げ、強烈な爆風の影響で鼻、指、頭部などが欠けた痛々しい姿である。
原爆で破損したマリア像などの遺構です。
何というかこれ一つ見るだけでも、原爆の凄まじさの一端が伝わってきます。
浦上天主堂の左側植え込みに鼻、腕、指、頭などが破損、熱線で黒く焦げた石像があります。
被爆した像が並んでいる。
浦上天主堂自体は再建されたものですが、被爆の痛々しさを後世に伝える遺物は天主堂内外の至る所に保存されています。
天主堂外にある首のない聖人像もその一つ。
像の御前に立つと真新しい天主堂の姿が背景として目に入ります。
原爆の痛々しさを感じると共に、復興への希望も感じる事ができます。
首より上が残っている像は、髪が長かったりベールをかぶっている像。
普通は細い首の部分が、髪やベールで補強されている形になって頭が残りやすいのだろう。
原爆の被害を後世に伝える遺構です。
原爆投下中心地から500メートルしか離れていなかった為に、聖人像の首が衝撃でなくなっていました。
熱線の為か、黒く焦げたようになっています。
右が聖セシリア像、中央がキリスト像、左は首が欠けてしまい不明だそうです。
旧鐘楼もそのまま遺構として残っていますが、この聖人像もずっと後世に残して欲しいです。
原爆の脅威的な威力の大きさと、悲惨であった事実を今の時代に伝える首なしの像群です😓心が痛みます😖
原爆資料館に行った後でご覧いただくと、原爆の脅威が説明無しに伝わってきます。
名前 |
旧浦上天主堂の遺構 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.5 |
周辺のオススメ

被爆した旧浦上天主堂の遺構です。