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名前 |
放生池(ホウジョウチ) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.0 |
供養のために、捕らえた生き物を池や野に放してやる法会=放生会を行う為に設けた池。
天武天皇5年(677年)8月17日に諸国へ詔を下し放生を行わしめたのが初見。
八幡宮での放生会は、養老4年(720年)の大隅、薩摩両国の隼人の反乱を契機として同年あるいは神亀元年(724年)に誅滅された隼人の慰霊と滅罪を欲した八幡神の託宣により宇佐神宮で放生会を行ったのが嚆矢となる。
石清水八幡宮では貞観4年(863年)に始まり、その後天暦2年(948年)に勅祭となった。
明治元年(1868年)4月24日に神仏分離のため仏教的神号の八幡大菩薩が明治政府によって禁止され、7月19日には宇佐神宮や石清水八幡宮の放生会は仲秋祭や石清水祭に改めさせられた。
本祭開催日も、古来より1200年以上、旧暦8月15日の祭礼として行なわれてきたが、明治の廃仏毀釈により、10月10日(仲秋祭)に変更を余儀なくされた。
江戸時代の放生会は民衆の娯楽としての意味合いが強く、小林一茶の「放し亀 蚤も序(ついで)に とばす也」は亀の放生を詠んだ句である。
歌川広重の『名所江戸百景 深川万年橋』は亀の放生を描いた絵である。