今は見る影もありません。
海上自衛隊の飛行場の脇の海岸沿いにあるお宮です。
何でこんなところにあるのか疑問に思いますが、そこには歴史があります。
江戸時代に毛利氏が干拓に着手する前、この地は干潟に囲まれ、東の陸地から突き出た砂嘴の先端部でした。
古墳時代の神功皇后がここを防衛拠点とし、船着き場を建設したのがお宮の始まりのようです。
また江戸時代の毛利氏は干拓工事の拠点とし、お宮への援助も惜しみませんでした。
明治に入り、ここの風光明媚な松原が観光地として栄えた時期もあるそうです。
1942年に海軍基地が拡張された際に松原の大部分が接収され、飛行場となりました。
戦後にはマツクイムシの被害に遭い、残された松も枯れてしまい、灌木に囲まれたお宮だけが海岸に残された形となっています。
名前 |
白崎神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-yamaguti/jsearch3yamaguti.php?jinjya=25864 |
評価 |
4.0 |
昔は白砂青松で有名で多くの観光客がいたようですが、今は見る影もありません。
しかし、このような辺境にポツンと神社が建っている様子は何故だか神秘的です。
暇な方は是非!