名前 |
兜率先徳覚超廟 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
平安時代の学僧、覚超僧都の墓所。
密教関係の著作が多いようです。
このひとから台密川流という流派が始まった。
といっても、素人からしたらどんなものやらわかりませんが。
空海さんの真言密教はひとりの天才がまとめたこともあって、一貫性のあるひとまとまりの閉じたシステムのような感じがします。
しかし台密は様々な高僧たちがそれぞれの才覚を発揮して多様な展開をみせたために、真言密教よりもきらびやかで素人からしたらマジカルで面白い反面、まとまりに欠ける印象があります。
実は墓所の存在を示す石塔に従って参道を進むと、最初に石で囲われた銘もない古い墓所に行会います。
てっきりこちらが覚超さんのお墓かと思い手を合わせたのですが、この上の方に別の暮石が目について上がって確認してみるとこちらが覚超さんのお墓でした。
ならば、その下の、覚超さんのお墓よりも立派なお墓は誰が埋葬されているんですかね。
近くに日本生命慰霊宝塔があり、その案内板に従って進めば手前右手に参道があります。