名前 |
梓薔薇樅の木 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
1940年に清水大典氏によって発見され、姫薔薇樅の変種とされてきたが、近年この樹以外に同一の特徴を持つ樹木が無いことや、遺伝子解析によりヒメバラモミの種内個体変化のひとつとされている。
(針葉樹の森 観て歩る記 - 日本国内……を参考にさせていただきました。
)絶滅危惧種にあげられ長野県川上村天然記念物の指定を受けておりますが個人所有者はおられます。
以前は千曲川の堆積地を通る道路沿いの鬱蒼とした林の中で凛々しい姿を見せていたが、近年周辺が伐採されたために少々心許なげにではあるが孤高の姿を見せている。
年配の方々は『逆さ樅』と称して、弘法大師が三国峠を超えて川縁で一休みしたおりに、使っていた杖を地面に刺したまま立ち去り、根付いた樅の木は幹から下に向かって枝を伸ばし、やがて現在の姿になったのだと語り継いでいました。
この道は三国峠を超えて秩父に、また十文字峠を超えて三峰神社参拝に向かう人々の通る古街道だった。