名前 |
姫薔薇樅の巨木 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
八ヶ岳をはじめ南アルプス周辺の寒冷な高山地帯に多く自生していた姫薔薇樅は、御柱祭り(諏訪大社式年造営大祭)の御柱に使用されるなどしていたが、近年巨樹と呼べる樹木はその姿を激減させてしまった。
現存する個体は2000本とも1000本とも言われている。
その中でも長野県川上村樋沢地区の二本の姫薔薇樅は、小海線の線路脇伊勢社の脇に堂々たる姿を誇示している。
環境省巨樹データベースによるとヒメバラモミ世界一位と二位の巨樹とある。
地元の人々は昔から『ひめっぱらもみ』と称して小海線とのせめぎ合いに悩みつつも大切に保護してきた。
皮肉にも線路側の一本が長野県天然記念物に指定されている。