階段も大分傷んでいるので気をつけて歩いてください。
加茂神社(鳴井さん)鳴井さん”と言えば、近郷の四大祭りの一つで、戦前頃まで縁日には近郷近在から老若男女の参詣者が多く訪れ大変な賑わいを見せていたという。
栃木県北部地域(佐久山、喜連川、小川など)でも名の知れたお祭りで筆者の実家(那須郡地域)でも、近所の爺ちゃんがやってきて「鳴井さんはいつだっけか?」などと我が家のじいちゃんと会話していたのを思い出します。
(昭和40年代後半の頃)この地域の四大祭り・宇都宮の「おたりや」・・火伏の神・月次の「鳴井さん」・・・農の神 ※月次:つきなみ・佐良土の「光丸さん」・・作の神・馬頭の「鷲の子さん」・・厄難克服の神※鷲子山:とりのこさんあと、「お薬師様」・・眼病克服の神というのもあったような気がします...
山のなかにあります、御朱印書置も用意されていました。
御祭神は別雷神。
和銅4(711)に山城国の加茂別雷神社(上賀茂神社)を勧請したのが始まりで、五穀豊穣・雷神信仰で知られ、「本社前の岩穴には涸れない湧き水があり、この霊水で雨乞いすると必ず雨が降る」と伝えられる。
鎮座する山名から「鳴井さん」とも呼ばれる。
旧社格は郷社。
例大祭での梵天奉納の神事で知られるが、準備に一月以上を要す多大な負担や氏子さんの高齢化に加え、昨今のコロナ禍が契機となって、今年2021年から梵天奉納は正式廃止となったそうです。
江川の東側の田園地帯を通る道路沿いに社号標と鳥居があり、ここから参道が東の山裾へ伸びていますが、地図を見ていると、その昔は江川の西側、月次城跡辺りから参道が伸びていたような気がします。
さて、参道を真っ直ぐ進むと、二の鳥居と社務所手前に、階段が老朽化で危険なため通行止との案内があり、右手の坂道(車道)から進むよう書いてありました。
坂道を登った先は舗装された広い駐車場(なんと東屋もあります)で、ここから短い階段で境内脇に繋がっていました。
社殿は美しい見事な造営で、拝殿は渡り廊下で参集殿につながり、安政2(1855)年再建の御本殿は、彫刻も見事な稀に見る傑作でありましょう。
氏子さん方が長い長い年月、親から子へ。
代々絶えることなく尊崇し祀り続けてきた素晴らしき大社であることは、言を俟たないことです。
静かな神社です。
素敵な癒しの場所をまたひとつ見つけました。
舗装された広い駐車場あり。
書き置きながらも、御朱印あり。
境内に上がる階段に折れた枝が散らかっているのと、階段も大分傷んでいるので気をつけて歩いてください。
専用の駐車場がありません。
名前 |
加茂神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0287-88-2075 |
住所 |
|
関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-tochigi/jsearch3tochigi.php?jinjya=1397 |
評価 |
3.7 |
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