店は小さいけれど、とても良い雰囲気です。
ストーンペイブメント / / .
素晴らしいカクテルを楽しめる小さな(7席のみ)バー。
フレンドリーで情熱的なバーテンダー。
唯一の欠点は、喫煙が許可されていることです(それ以外の場合は5つ星)。
(原文)Small (only seven seats) bar with excellent cocktails. Friendly and passionate bartender. Only drawback is that smoking is allowed (otherwise 5 stars).
2007年嵐の二宮和也が主演したドラマ「拝啓 父上様」が放映されました。
「拝啓 父上様」は倉本聰が脚本を手がけ、神楽坂の老舗料亭を舞台に描いた人情ドラマです。
二宮和也演じる田原一平が主人公で、その一平の働いている料亭を軸に神楽坂の随所でロケが行われました。
そしてこの料亭のある「兵庫横丁」は神楽坂に数多くある石畳横丁のなかでも最も情緒があると人気の横丁です。
その横丁の左側の黒塀が主人公の働く料亭「坂下」です。
一見さんお断りと云う花街ならではの高級料亭で田原一平は三番板前という設定です。
実際ここは「神楽坂おいしんぼ」という神楽坂の旧料亭をイメージした和食処でかなりの人気店です。
この「神楽坂おいしんぼ」の隣には旅館「和可菜」があり、ドラマではこの前で売れっ子作家、津山冬彦(奥田瑛二)の写真撮影のシーンが行われました。
この「和可菜」は現実には別名“ホン書き旅館”として名高く、内田吐夢、山田洋次、市川森一、野坂昭如、伊集院静、村松友視などの日本を代表する映画監督、脚本家、作家たちがここで作品を書き上げたという旅館です。
神楽坂には文豪所縁のスポットも多いのです。
料亭「坂下」の勝手口の前には趣のある石段があります。
「坂下」の設定は兵庫横丁でしたが、実はこの石段は兵庫横丁ではなく「熱海湯階段」です。
ここでは唐沢ナオミ(黒木メイサ)が箱に入ったリンゴを石段に落としてそれを拾い上げた一平が一目惚れするという重要なシーンが撮影されました。
熱海湯階段を降りると階段の名称となった「熱海湯」があります。
今も残る昭和の銭湯ですが一平が良く利用しているという設定で、幾度となく撮影されたコインランドリーが併設されています。
この「熱海湯階段」昔は芸者さんが入浴した後お座敷に出たことから「芸者小路」という別名もあり、今や神楽坂の中でも隠れ家的お店が並ぶ有名な裏路地になっています。
熱海湯階段の先には「アグネスホテルアンドアパートメンツ東京」があります。
このドラマの制作発表はこのホテルで行われ、更にロケ地としても使われました。
新宿の神楽坂という立地に関わらずビジネスホテルではなく、長期滞在もできる観光ホテルで、オシャレなホテルとして人気です。
一平の母でかつて神楽坂で人気を誇った元芸者の田原雪乃(高島礼子)は、現在バー「ゆき乃」のママで、19歳の時に故郷でひっそりと一平を出産したシングルマザーという設定です。
一平には母でありながらあえて「雪乃チャン」と呼ばせているのが微笑ましい限りです。
そのバーのロケ地が路地にある「BAR Stone Pavement」です。
このバーの名前通り、店の前の路地は“石畳の路地”の「かくれんぼ横丁」です。
子供の遊びではなく、大人の後をつけていっても見失ってしまう路地であることからこう呼ばれています。
この一帯はかつての花街の隆盛を極めた神楽坂の佇まいを色濃く残しいるエリアです。
かくれんぼ横丁のロケ地は一平が飲みに連れて行ってもらった「中条」のロケ地「神楽坂しなり」現在は坂の上レストランや、組合長の料亭のロケ地「料亭 千月」等があります。
特に千月は、芸者さんたちの東京神楽坂組合に所属している由緒ある料亭四軒のうちの一軒で、芸者さんを呼べる料亭です。
花街神楽坂のシンボルといっても過言ではない料亭です。
7年ぶりに板場に入る後輩が道に迷ったため迎えに行く一平がどこにいるのか電話で見える看板を聞いたら「Cafe Patio」と「め乃惣」と聞き、向かったが後輩は見当たらず、一平が連絡をしたのが「め乃惣」の前の路地でした。
この「め乃惣」は神楽坂に居住していた泉鏡花の名作“婦系図”に登場したのが店が出来たキッカケでした。
元々泉鏡花の作中に出てくる「め乃惣」は同じ神楽坂にある「うを徳」をモデルに創られた小説内だけの店だったのですが、後に「うお徳」のカジュアル版として、現実に創業されたという経緯があります。
そしてもうひとつの看板「Cafe Patio」は「め乃惣」の目と鼻の先にあります。
ドラマでは孫のエリ(福田沙紀)と一平が結ばれることを密かに望んでいた料亭「坂下」の大女将・坂下夢子(八千草薫)が一平を呼び出し、一平によろしくと頼んだカフェです。
実際にこのカフェは元芸者さんが営んでおり、紅茶の美味しい知る人ぞ知る隠れ家カフェです。
そしてやっとのことで見つけた後輩の中川時夫(横山裕:関ジャニ∞)は神楽坂のシンボルともいえる毘沙門天を祀った「善國寺」の門前にいました。
この近くの中華・五十番の大きな肉まんを食べているという設定です。
嵐と関ジャニ∞ですからロケ地は大騒ぎだったことでしょう。
一平が一目惚れした唐沢ナオミは、パティシエ見習いで、将来のためにフランス語を学んでいるという設定で、曜日によってフランス語しか話さないというルールを決め、会話が困難なときは日本語で筆談する徹底ぶりでした。
そんなナオミとひょんなことで再会した一平が、ナオミの通う学校のガーデンカフェで筆談で会話していたロケ地が「東京日仏学院」現アンスティチュ・フランセ東京です。
このガーデンカフェは一般の方も利用できますので、是非、一平とナオミの気分でお茶でもいかがですか。
ナオミと再会した一平は、ことが上手く運んでお付き合いが出来るようになり、すっかり有頂天に。
お互いシェフとパティシェという関係でパリで修行し、一緒に暮らしていく、といった妄想を抱きながら歩いていて一平が一言「パリって、ロンドンか? フランスって、何処だ?」とつぶやいたのが「牛込橋」でした。
江戸時代から代を重ねた由緒ある橋で、牛込見附の石垣が残る歴史あるスポットです。
ドラマでは何度も使われているのが、お洒落な水辺のレストラン「CANAL CAFE 」で、最終回の最後のカットもここで撮影されました。
紆余曲折あった二人の付き合いも無事元に戻り、例によって筆談で会話し、この後の二人は順調に付き合えた様子を伺わしてエンディングとなります。
セーヌ河を思わせるようなオシャレなカフェが今でも大人気です。
10年経った神楽坂のロケ地が色褪せないのは、当時とほとんど変わっていないことと、各スポットが神楽坂の特徴を表しているからです。
石畳の情緒、花街の風情、そしてフランスの香りといった神楽坂の魅力が凝縮されたドラマと云っても過言ではないでしょう。
当時は1970年代に一世風靡した萩原健一が主演し大ヒットしたTVドラマ「前略おふくろ様」の平成版とも云われました。
二宮ファンはもとよりドラマを知らない方も十分楽しめる神楽坂なのです。
わずか7席の落ち着いたただのBARです。
良い意味で華美な装飾やサービスも無く落ち着いて呑めます。
ただ…540円のチャージと乾き物の質が低いのでマイナス⭐️
わずか7席の落ち着いたただのBARです。
良い意味で華美な装飾やサービスも無く落ち着いて呑めます。
ただ…540円のチャージと乾き物の質が低いのでマイナス⭐️
名前 |
ストーンペイブメント |
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ジャンル |
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電話番号 |
03-3267-7778 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土] 18:00~0:00 [日] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.4 |
初めて訪れて、なんだか懐かしいという居心地の良さ。
突き出しとしてでてくるナッツ類だけでいけます。
定番のウォッカトニックで。