欄干に嵌め込まれた銅の絵図。
欄干に嵌め込まれた銅の絵図。
内容は江戸後期の絵師長谷川雪旦が描いたものを模写したもので、お茶の水から見た水道橋と神田上水懸樋を描いている。
ただ、銅版に彫り込むのは難しいのだろう。
長谷川のものと比べて、省略された部分がかなりある。
反対車線側の歩道にも同じものがあった。
絵を見るに、奥の山は富士山に違いない。
富士山手前の山々は多摩丘陵か。
川は神田川だろう。
その神田川には、二艘の船が浮かんでおり、手前には女性が四人前後乗る。
奥の小船は荷運びの様である。
図面左手側には松林が見え、右手側には石垣の上に建つ木造家屋が見える。
そして中央に懸樋が描かれている。
樋の奥に見える橋が水道橋の様である。
名前 |
水道橋の碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
待ち合わせ場所。