あのメンデルが実験に用いたブドウの木の分株。
遺伝学の基礎を築いたメンデルが実験に用いた由緒あるブドウの分株です。
第二代植小石川物園長を努めた三好学氏が、大正2年(1913)、チェコのブルノーにメンデルが在職した修道院(現在のメンデル記念館)を訪ねた時、旧実験園に残っていたブドウの分譲を依頼して、その翌年に送られてきたものです。
その後、メンデル記念館のブドウは消滅したことがわかり、本年のブドウを里帰りさせて、現地にも同じブドウの株を復活させました。
メンデルといえば、エンドウ(マメ)を根気よく何代も交配して、形質の引き継がれ具合を観察・分析した結果、遺伝学の基礎を発見した聖職者だけれども、ここにあるのはブドウの木。
さすがに一・二年草のエンドウをずっと種取りして生やしておくことは難しいのかな。
彼のいた修道院から株分けしてもらったものだというが、本家のほうが枯れたか何かでなくなってしまい、ここから逆に株を里帰りさせたとの説明がある。
名前 |
メンデルのブドウ |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3184-0138 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~16:30 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
あのメンデルが実験に用いたブドウの木の分株。
ただのブドウの木、と思ったけど、なんと100年以上前の事。
ずっと生きてるって凄いよね。
説明板の内容はJAさんの口コミ通り。