とても整備されていて、広い参道です。
こちらの入り口は、日本医大の所から入った場所です。
乙女稲荷の入り口です。
このお稲荷さんは、情緒的で、鳥居がとてもきれいです。
鳥居をくぐり終わると、スッキリした気持ちになります。
根津神社の表参道。
少々茶色がかった朱色が珍しい大鳥居。
この先の参道は社殿へ向けて緩やかに北へカーブしています。
根津駅から徒歩およそ5分です。
表参道口のS坂。
谷根千(谷中、根岸、千駄木)地区は東大のある本郷台と上野台地に挟まれた愛染川が流れる根津谷からなっている。
したがって両方の台地から谷底に向かって多くの坂がある。
団子坂、三崎坂、善光寺坂、弥生坂等々といろいろとあるが今回はS坂を訪れてみた。
(写真) S坂は正式な名称ではない。
正式名称は権現坂だそうだ。
ではなぜS坂と呼ばれるようになったかと言うと、実は、明治の文豪森鴎外の小説が絡んでいる。
漱石の「三四郎」と並ぶ青春小説「青年」にこの権現坂の記述があり、「此の坂はS字をぞんざいに書いたように屈曲している」となっている。
この小説を読んだ近くにある旧制第一高等学校の学生達が好んでこの権現坂をS坂と呼びそれが通称名となったそうだ。
現在ではその存在すらあまり知られていない通称S坂を訪れてみた。
勝手な推測だがおそらく本郷通から根津谷へのこの道をつくったときに根津神社の境内と旧制第一高等学校の敷地を避けて通したためにこんなS字型の坂道ができたのではないかと思う。
ただし、地図でみるとS字のようには見えないのが不思議だ。
神社銘石碑には、平田東助の名前が。
明治四十四年に建てられたもののようである。
鳥居に嵌め込まれた銅板に刻まれた文字を読むに、表参道は平成八年までに整備されたようである。
名前 |
表参道口 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.1 |
立派な鳥居のある入り口です。