尾根筋の旧道を行くと、脇道にひっそりと佇んでいる。
向山公園にある小さな社。
公民館とくっついてる不思議な建物。
尾根筋の旧道を行くと、脇道にひっそりと佇んでいる。
新青梅街道、旧青梅街道に挟まれたこの辺りは、狭山丘陵の尾根筋に延びる「谷戸」と呼ばれる、高台と谷が入り組んだ地形である。
神明社は、奈良橋川と空堀川とそれらを形作る湧き水が削った、神明ヶ谷戸の鎮守としてまつられている。
参道の石段を登り、風抜ける高台の境内から南を眺めると、民家に軒の向こうに武蔵野の平地が広がる様子が垣間見え、かつての高台からの景色を思い描くことができる。
そしてこの谷戸がかつて恵深い場所であったことは、神社の山下の空堀川の護岸にも見ることができる。
現在はコンクリートブロックと鉄板で固められているが、その隙間からは谷戸を源として湧く清水が、現在も滾々と空堀川に流れ込んでいる。
名前 |
神明社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
尾根伝いにある小さなお社。