昭和香る商店街、残すべき街。
ここは谷地形で、宇治川と言う地名が示す通り、ここの道路の下には川が流れていて、暗渠の上に商店街が形成されています。
坂の上の商店街の突き当たりでは道路の下に川が呑み込まれて行く不思議な光景を見る事が出来ます。
インパクトのある壮観な光景で、ブラタモリは湊川だけではなく此処にも寄って欲しかった。
テレビで取り上げられれば、多くの人が訪れ活性化に繋がるでしょうから。
水辺沿いに商店街が形成されるパターンは日本中に事例があって、そのうちで都市化に飲み込まれ暗渠になっているパターンがあるのです。
有名どころでは、東京の戸越銀座とか那覇のガーブ商店街とか。
此処の南端から元町駅までJR高架沿いの下に続くモトコー商店街と同様に、補修時や所有権等の複雑な問題が絡む事は想像に難くありません。
宇治と言う地名は実は奈良時代からある古いもので、今に至る歴史も複雑なものがある様です。
現在の崖沿いの公営団地や路地裏の古い住宅街が連なる風景を見ると、この界隈は神戸のバビロンとでも形容したくなります。
余り注目される事が無いようですが、神戸の歴史を語る際に外せない重要な場所が此処だと思いますし、未来にも繋げていくべき場所だと思います。
このあたりは、ずいぶん寂れてきていましたが、長い間閉まって放置されていた数々の店舗部分もかなり整備され、街並みも徐々にキレイになりつつあります。
古い建物だったビルが建て替えられ、ジョイエールもリニューアルオープンしています。
周辺に大きなマンションも増え、新しい住民が住むようになり、活性化していくのではないでしょうか。
周辺住宅の方々の買い物に利用する商店街ですがJR神戸線より北方向に伸びる道路の両脇に商店の並ぶ商店街ですモトコーだと6と7の間の道路を北に向いてもらうとわかります。
名前 |
メルカロード宇治川 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.7 |
昭和香る商店街、残すべき街。