ちゃんと古墳の形が残っていて面白いです。
国内で6例目の、上円下方墳と確認された古墳。
しかも上円下方墳としては最古最大。
保存状態も良い。
方形部の上には帯状の盛土もあるし、謎が多くて今後の調査結果が期待される。
7世紀代、古墳時代末期に築造された上円下方墳です。
中世の頃に盗掘を受けたため、石室の天井石は抜かれています。
そのため、現状では墳頂が大きく凹んでいます。
数度にわたるトレンチ調査により、多摩川水系や利根川水系、両河川の川原石が石室材質として使われており、未発見ではあるものの玄室などには緑泥片岩がつかわれていたようです。
棺は石ではなく鉄釘が多く見つかっているので、木棺である可能性大。
墳形がキレイに残っており、貴重な上円下方墳であることから、川越市は国指定の史跡になるよう企画中です。
古墳時代終末期の上円下方墳です。
南大塚古墳群のなかで最も大きいもので、物部、あるいは大伴氏系の土地有力者が埋葬されていた可能性があるようです。
周溝跡も確認できますが、周囲は閑静な住宅街なので散策には注意も必要かと思います❗
古墳感はあまりありません。
僅かな盛り土がある程度です。
石造りの社の背後には🌸の大木が有ります。
猫🐱も周囲に居るので脅かさない様にしましょう。
ウィキには6基の上円下方墳が挙げられている。
そのほか熊谷市の宮塚古墳も上円下方墳とされている。
この山王塚が最も大きいのだが、残念なことにもっとも墳形が崩壊しているようである。
武蔵府中熊野神社古墳 のように完全に復元されれば一大威容を示す古墳になるのだが。
名前 |
山王塚古墳 |
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ジャンル |
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電話番号 |
049-224-6097 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/kurashi/bunkakyoyo/bunkazai/hakkustsuchosa/sannoutsuka_3.html |
評価 |
3.7 |
日本最大 上円下方墳。