徒歩はハイキングより少し厳しい感じ。
長篠の合戦で武田方の陣地となった場所です。
長篠城を望む谷を隔てた山の上にありますが、木々が生い茂り現在の眺望は全くありません。
記念碑と大木の枯れ木があるだけですが、合戦の史跡としては外せない場所だと思います。
やまを登り森林のなかを通って向かいますが、狭い上に案内板も少ないので事前に調べてから向かった方がいいと思います。
記念碑がある場所の入口に車が停められるスペースはありますが、駐車場はありません。
記念碑の前まで車を入れるとその先さらに狭いので入らないほうがいいです。
中山砦跡の展望台から歩いて訪れました。
1枚目の写真の右側の道を登っていきます。
道中の写真も投稿しましたが、所々道が狭くなっていますので、ご注意を!他の方も書かれてますが、GoogleMapだと途中で到着したことになり、案内が終了します。
実際にはグルっと回って辿り着く感じになります。
車を停める広場の木を利用したベンチはグラグラなのでご注意ください!
長篠設楽原合戦の史跡のひとつです。
武田方の重要拠点であり激戦地ですが、今はとても静かな場所です。
ここは近くまでクルマで行けますが、狭い山道で舗装も荒れ気味なので運転には注意が必要です。
とはいえ、混雑するような場所ではないので現地に着けば静かな時間を過ごせるでしょう。
2020年12月7日に行って来ました。
行き方。
Googleナビで鳶ヶ巣砦跡にセットするとナビは手前で終了しますがそのまま進むと広い所に着きます。
駐車場は有り。
感想は砦跡迄は手軽に行けるので近くに来たら寄って見て下さい。
案内板があるところから900mとありますが、矢印がわかりにくく、分かれ道は右手の登る方を選びます。
登りきると、近くに駐車できるスペースもあります。
惜しむべらくは、木が生い茂っていて設楽城は見えません。
この位置なら、当時は城内の様子はめちゃめちゃ把握できたと思われます。
鳶ヶ巣山は長篠城から宇連川を挟んだ対岸にある小高い山です。
武田勝頼氏による長篠城攻めの際に、包囲のための陣地が作られました。
鳶ヶ巣山陣地は長篠の合戦の際に徳川家の武将酒井忠次率いる別働隊によって陥落させられました。
夜間山中行軍による奇襲戦だったそうです。
この鳶ヶ巣山陥落によって長篠城の武田方の包囲網は崩れ、長篠の合戦における武田方に退路を絶たれたという心理的圧迫を与え、織田・徳川連合軍の大勝に大きく貢献しました。
織田・徳川の合同軍議において酒井忠次は中入りによる鳶ヶ巣山攻略を進言した際に織田信長は下策だとして退けました。
しかし軍議が終わった後酒井忠次に鳶ヶ巣山攻略は上策である。
ただ機密保持のため軍議の場では下策だと評したと言って、酒井忠次に鳶ヶ巣山の攻略を命じたという逸話があります。
鳶ヶ巣山の山頂からは樹木のために長篠城を伺うことは出来ません。
しかし少し下がったところからは長篠城を望むことが出来ます。
樹木が無ければ鳶ヶ巣山陣地から長篠城内の様子が手に取るようにわかるでしょう。
麓の集会所の横から近くまで車で登っていけます。
狭い林道を約10分程度(2分とか無理!)走ると広いところに出て「ここから先は徒歩」と書かれていたのでそこから5分ほど歩きました。
戦歿将士の墓と説明板があります。
林の中なのでかつては見通せたであろう長篠城はここからは見えません。
名前 |
鳶ヶ巣山砦跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,6834,118,664,html |
評価 |
3.3 |
この砦背後の山から徳川勢が奇襲してくるとは思えないところですが、すぐ近くの井伊谷衆が手引したのなら庭みたいなところだったのかも。
又、柿本城を信玄に落とされた鈴木重時の子、重好にしてみれば敵大将が武田親族衆の武田信実で因縁ドラマがすごい。