平安時代は、まだ山から採掘する技術が無かったじたで...
長安寺宝塔(関寺の牛塔) / / .
長安寺地蔵堂の横の小道を少し登った右側にあります。
平安時代は、まだ山から採掘する技術が無かったじたです。
でも、900年経った今でも、これほど大きな石で宝塔が現存しています。
滋賀は、宝塔などの石造佛の宝庫(^_^) 石に託した日本の愛情の文化は、とても美しいですね✨
たまたま散歩途中に発見。
由緒書を読んで、意外に歴史ある石塔とわかり驚きました。
およそ千年前の霊験譚も興味深く、何よりその存在感は、何とも言えないインパクトがあります。
京阪上栄町駅の、京都寄りの踏切から石段を登った際に”鎮座”されています。
白洲正子さんの著作によって知り、訪れました。
このグーグルマップの位置情報が最初は間違っていてかなり迷いました。
やっと見つけたときは嬉しかった!想像していた以上に巨大で驚きましたが、よく見れば虚飾のないシンプルな形状、優美な姿はやはり名品だと感じました。
この宝塔には不思議な縁起があって、いまこの塔が立っている長安寺はかつては関寺という大寺院であり、それが976年の大地震で倒壊した。
その再建工事の際、清水寺から工事の用材の運搬用として寄進された牛が釈迦の十大弟子のひとりの摩訶迦葉の化身だという霊夢を見た人がいて、噂が広がり大変な評判になった。
なんと関白の藤原道長・源倫子夫妻や藤原頼通などが拝礼のためにやって来たとか。
そして無事工事が終わると牛は死んでしまい、「やっぱり迦葉仏の化身だったか!」とされて手厚く埋葬してこの石塔を建てた、という。
名前 |
長安寺宝塔(関寺の牛塔) |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.8 |
菩提塔のようですね。
長安寺の近くにあります。