日吉大社から西教寺に向かう、いわゆる「山の辺の道」にあります。
車を停めるスペースもなく路駐も無理な狭い道。
やはり歩いてきた方がいいと思います。
八講堂の「八講」はやはり「法華八講」からきているのでしょう。
「法華八講」は法華経が八巻あってそれぞれ一巻ずつ講義して賛嘆する法会がさかんに行われたらしい。
中国から伝わった行事。
天台宗は法華経を教義の根本におくから盛んに行われた。
ここに掲示されている解説板にあるように、国家鎮護の寺である比叡山には庶民はなかなかお参りできずにいて麓のこの辺で仏縁に触れていたのでしょう。
いまだにこの辺の畑からは古い石仏が現れ、それを集めたのがここ。
名前 |
千体地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
西教寺から日吉大社に向かって「山の辺の道」沿いにお地蔵さんが集められている。
むかし八講堂と呼ばれるお堂があり、あたりの田畑から多数、掘り出さたそうだ。
琵琶湖を目の前に、時の移ろいを眺めているような佇むような風情がしていた。