城址碑と、地元の有志によって建てられた城の案内があるおかげで迷うことはない。
ただ目を見張るような遺構があるかというと・・・
大多喜街道から脇道を入った先に登城口あり後北条も攻めあぐねた堅城ですが、自分は途中でイノシシに遭遇し退却御城印は、佐是城趾で貰えます。
国道から側道を登り民家が見えた所のコンクリートの灰色の道に入ってすぐ下り始めたたもとにある。
雨上がりは土がぬかるんでおり黄土色の地面は石なのでそこを歩いた方がいいですよ、城跡は神社になっております。
神社のみ見るより、回りの遺構が目を引きます。
里見氏と後北条氏が鍔迫り合いを演じた池和田城跡。
シンプルで入りやすいが、蜘蛛の巣に注意。
名前 |
池和田城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.7 |
池和田城址に思う事この城山は、それほど険しい山でもなく、余り城として取り立てるには不向きな感もあるが、大多喜方面へ向かう古道が麓を通っている為なのか、街道監視の為の立地としては良い様だ。
しかし城跡は、本丸部分以外は深い山林に覆われて、全貌は窺い知れない。
本丸跡には、極小さな神社があるが、それが尚更寂寥感を漂わせる。
神社の鳥居の手前斜面には、元々虎口と思しき形状の地面があるが、積年の風雨に晒され、つるつるの只の土の盛り上がりにしか見えない。
後に、研究資料も閲覧し、城郭の縄張も良くできているように思えるのだが、総じてこの城は、城山の規模が小さすぎる印象である。
それよりも付近で印象に残るのは、城跡よりも、市原市鶴舞公民館~当城入口間を抜ける道路のトンネル東側の景色である。
標高がそれほど高いわけでもないのに、まるで山岳地帯を思わせる景色に、暫し見入ったのであった。
(二輪車以外は、立ち止まってはならない。
油断すると、対向車がやってくる。
)この道路の崖の上に、城を取り立てた方が良かったのではないか。
そう、ふと思ったのであった。
そういった意味では、明治初期に入府した井上候の鶴舞陣屋は、よく考えたものだと感心するのである。