重々しさを感じます素晴らしい夫婦銀杏です。
飯香岡八幡宮の夫婦銀杏 / / .
二本の巨幹が根本より分岐するところから「夫婦銀杏」と名付けられ、縁結び・安産・子育てのシンボルとして信仰をあつめる、旧港宿場町の象徴である。
社伝によると、天武4(675)年3月に八幡宮勧請の記念に植樹されたという。
葛飾北斎の漫画にも登場するなど、その存在は江戸時代から広く知られていた。
太さ目通り約11m、高さは各々約16mと17mを測る大銀杏である。
電車で行くのならば、JR内房線・八幡宿駅西口から歩いて5分弱くらい、車で行くのならば、館山自動車道・市原I.Cから30分くらいのところにある、仕事運上昇、立身出世、逆境打破、資格試験合格、縁結び、子育てなどのご利益があると言われている神社である。
駐車場へのアクセスは、白金通り沿いの八幡公民館前を通過→少し進むと左手にある神社入口へ進入→駐車場を示す標識の方向へ進む→柵の間を直進→突き当たったら左折→突き当りに舗装された駐車場(無料)が出現…となる。
この飯香岡八幡宮は「一国一社の国府八幡宮」、あるいは、「国府総社」とも目される由緒正しき古社である。
保元3年(1158年)の石清水八幡宮の諸国荘園官符にみえる「上総国市原別宮」とは、この飯香岡八幡宮であると言われている。
源氏、千葉氏、北条氏、足利氏、徳川氏を始め、近隣に所領を持つ大名、旗本など武将の崇敬が厚く、徳川家康から社領百五十石を安堵され、格式十万石の待遇を受けたのである。
社殿は本殿・幣殿(へいでん)・拝殿の順に並んでいる権現造(ごんげんづくり)で構成されている。
この中でも本殿は最も重要な建物で、通常は中に入ることはできず、正面3間x側面2間の総丹塗(そうにぬり)や、銅版葺ぶきの屋根が印象的な入母屋造(いりもやづくり)で、太い木組や組物・彫刻・面取り角柱などの部材による力強く簡素な造りで、室町時代後期の特色を示していると言える。
千葉県内の神社建築において重要文化財に指定されているのは、香取神宮の本殿と飯香岡八幡宮の本殿のみである。
昭和時代の修理以来約半世紀経ち、随所に傷みが目立つようになってきたため、平成24年~25年にかけて修繕工事を行ない、往時の姿が蘇ってきて、大棟に配された菊と桐の紋章が燦然と輝いているのである。
飯香岡八幡宮は安産子育ての神として崇拝されています。
このイチョウは二本の巨幹が根本から分枝することから夫婦銀杏として安産子育てのシンボルとして信仰があります。
社伝によれば天武天皇4年に八幡宮を勧請した際に勅使桜町中納言卿によって植えられたと伝えられていますが、真偽は不明です。
これが真実であるとすると樹齢は1300年を優に超えます。
本来、イチョウは雌株と雄株があり、一本の木が夫婦になることはありませんが、このイチョウは雄株と雌株の2本の樹が合着した極めて珍しい事例であるので夫婦銀杏といわれるとする説もあります。
文化14年(1817)に絵手本として出版された、葛飾北斎の「北斎漫画七編」に「上総 八幡の銀杏」として掲載されているのが、この夫婦銀杏だといわれています。
重々しさを感じます素晴らしい夫婦銀杏です。
夫婦銀杏と逆さ銀杏。
名前 |
飯香岡八幡宮の夫婦銀杏 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0436-41-2072 |
住所 |
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評価 |
4.5 |
立派な夫婦銀杏でした😊