神話に彩られた由来があります。
「綿の湯」神の湯として親しまれてきた下諏訪温泉には、神話に彩られた由来があります。
はるか昔、諏訪明神の祭神「建御名方神(たけみなかたのかみ)」のお妃「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」が、上社の地から下社の地にお移りの時、日頃ご愛用の 温泉を綿に湿し、「湯玉」にしてお持ちになった。
無事、下社にお着きになったとき、手にしていた「湯玉」を置いた所から、温泉が湧き出した。
湧き出した場所が下諏訪温泉で、その神話に基づいて「綿の湯」と名付けられた。
神様の湯ですから神聖で、やましい者が入ると神の怒りに触れて、湯口が濁ったといい、「湯口の清濁」は下社七不思議の一つに数えられている。
現在の「綿の湯」は、老朽化のため取り壊され、「遊泉ハウス・児湯」と合併したが、源泉はそのまま、モニュメント設置されて残されている。
熱い温泉がどんどん湧き出ている。
そのいわれは面白く、諏訪大社御祭神の建御名方神(たけみなかたのかみ)のお妃様の八坂刀売神(やさかとめのかみ)が、化粧用の湯を綿に湿らせ湯玉として下社にお持ちになった時、その湯玉を置かれた所から温泉が湧いた、とのこと。
石碑「綿の湯」は永六輔の字。
旅の予定がタイトで、ゆっくり温泉に入る時間がない時も、ここで湧き出す温泉に触れることで、この土地の歴史に興味を持ち、太古の昔に思いをはせるきっかけになるのではないだろうか。
名前 |
綿の湯跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
近くの秋宮様は手水が温泉だし、更に近くには旦過の湯源泉もあるし、この辺りはあちこちで温泉が湧いてるようです。