この湧き水は小町井戸と呼ばれています。
本郭の下の道端に小町井戸があります。
井戸と言う程の水場でもありませんが、湧き水が確認できます、説明板には「小野小町が悪病にかかり、ここに千日籠もり療養したところ病が治ったということから小町井戸と呼ばれるようになったと伝えられます」と書いてありました! 小野小町がこの地を訪れた事には諸説あるようですが、万松寺谷戸の入口は小野路であり其処には小野篁を祭った小野神社があり、小野氏に縁の深い土地柄で、小野小町も小野道風と共にその一族だったことから、その中でも一番名高い小野小町に関わる伝説に何か浪漫が感じられて良いものですね! 因みに小野小町は神奈川県厚木市の小野地区で出世したと言う伝説が有り、厚木市の小町緑地と言う公園内に小町井戸と化粧池が有ります、荻野山中陣屋と七沢城の中間に公園が有りますので是非とも見学してみてください!
付近の史跡を調べるに、小野小町伝承として信憑性の観点から期待できるのではないかと思います。
①多摩川にほど近い向ノ岡に小野小町が詠んだとされる歌が残っています。
歌碑も建てられています。
②この付近は「古代東海道」であると推定されるルートにとても近いです。
(古代東海道:現在の東海道とは異なる古代に拓かれたもの。
グーグルマップ上の黒川丸山城跡の写真から案内標識でそのルートを見ることが出来ます)向ノ岡に行ったのならばこのルートを使った可能性は限りなく高いと思います。
③この地を治めていた武蔵七党、横山党のルーツは小野篁の7代後、小野隆泰です。
(異論もあるそうですが)。
小野氏がこの地を正式に治めたのは924年ということですから、小野小町が死没したと推定される時期とはズレがありますが、もとより小野氏が居たなど、色々可能性はあるかと思います。
よって、もし年代的齟齬が解決するなら、多摩に来た小野小町が、この地の小野氏を訪ねたり頼ったりしない方が不自然と考え、ここに小町井戸という言い伝えがある事をとても興味深く思います。
この水は汚れてしまっています今度行った時に浄化用 用品持っていって綺麗になるか試して見ます 写真で見ると本は水草もあったようです 城があった当初は良かったと思います。
城があれば井戸は必要です。
湧き水。
素敵ですね。
周りはすべりやすいので気をつけてね。
この湧き水は小町井戸と呼ばれています。
平安時代のむかし、小野小町が病にかかったおり、この山に千日こもり、この水で目を洗ったところ全快したという伝説からでた名といわれます。
また、千人水とも呼ばれたらしく、「武蔵名勝図解」にその記載があります。
小町井戸は、ここから東南へ百メートルほどの崖下にある「滝つぼ」と呼ばれる湧き水とともに、小野路城の水源として使われていたものと思われます。
いずれも水量はわずかですがひでりにも涸れることがないということです。
石のサークルに水が溜まっている。
名前 |
小町井戸 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.9 |
湧水はあったけど、井戸かと言うと違う風貌。