焼き蛤美味しい、手土産によく買います。
まだ東京湾の波が、現在の国道14号線あたりまでを洗っていたころは、砂浜に降りて、ちょっと熊手で掘り返せば、アサリやハマグリがだれでも採れたらしい。
埋め立てが行われていない、昭和30年代前半までの話である。
そういう時代には、地元で取れた魚介類を使って、佃煮をつくる店がいくつもあったのだろうが、今ではこの大阪屋さんだけが残っている。
かつては、このへんの人たちは、贈答品として、大坂屋の焼蛤や鬼殻焼きを用いたものである。
もちろん、いまは材料は目の前の海から調達するわけにはいかないが、味のほうは、むかしながらのしっかりしたもの。
いまでもときどき食べたくなって、自家用に買う。
甘じょっぱい焼蛤を噛みしめながら、千葉の地酒と合わせると、極楽の味がする。
車で来られないことはないが、道が狭いので、通行・駐車には注意してください。
名前 |
(株)大坂屋 本店 |
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ジャンル |
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電話番号 |
043-241-4121 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
千葉土産は大坂屋のハマグリ、アサリで決まり。