名前 |
小御嶽神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
山野浅間神社のわきに祀られた、山岳信仰の小さな祠。
「浅間」は訓読みでは「アサマ」で、古代には活火山の一般名称であったと推定されている」(平凡社『世界大百科事典』)そう。
山野浅間神社も、浅間山ではなく富士山信仰のお社です。
で、その富士山に見立てられた山腹に「小御嶽神社」があります。
富士は、噴火を繰り返しながら溶岩などが堆積して高くなっていった「成層火山」で、内部に「小御岳」と「古富士」という二つの火山を抱え込んでいます。
「小御岳」は山頂部分だけが今でも露出しており、こちらも信仰の対象となって、承平7(937)年には「冨士山小御嶽神社」が創建されたとのことで、こちらも「本場」の富士山と同じく、その脇腹のところに祀られているのですね。