松原城(蒲公英(たんぽぽ)城)現在は再開発されてマ...
重機が入り、丘陵も半分ほどの高さとなり、消滅がいよいよ目前に迫った中世の城跡。
赤松氏の分家が15世紀に小規模な砦を作り、後に秀吉軍が三田の荒木氏を攻めた時に付城に改造して利用したとか。
500年の歴史を生き延びた小城も建売住宅の分譲地としてついに消えていくわけだけど、少なくても丁寧な発掘調査がなされ、若干の歴史マニアに幾分かの記憶を残した点では、戦後の高度経済成長期にブルドーザーで好きなだけ破壊された首都圏の砦なんぞとくらべると、まあ、ましなのだろう。
駅前にある小高い丘。
裏側から登れる舗装道がある。
丘の上は以前どなたかの邸宅だった模様。
よって開発されているので遺構はない。
郭の周りに土塁ぽいものは目視で確認したがこれが遺構なのか開発後のものかは不明。
郭が2つあり、これも開発後のものかも。
全てが想像の域であり謎めいた城跡ではあるが見晴らしの良さが城跡の証左でございましょうぞ。
名前 |
たんぽぽ城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
すでに重機にきれいにされておりました。