川が蛇行した所に有る山が、奥池ヶ谷城みたいです。
2021/2/13かなり急な登城路を登ると左手にめやや緩やかな尾根があり、もしかしてこちらが本来の登城路かも。
その結節点はごっそりと斜面が削り落とされ、根元は彫刻刀で削り取ったような三角形の堀とそこから流れ落ちる竪堀がある。
この上は右手の階段ではなく左手の路が本来のものかも。
左手を進むと右手を登ることになり、ここはなんか内枡形っぽく、その郭は馬出しっぽい。
馬出しとその先は堀切と切岸で厳重に守られ、切岸を登ると削平された細長い郭、更にその先が主郭である。
その先はかなり改変されているらしく、鉄塔までが城域と思われるが、切岸らしきもの以外は遺構は見当たらない。
川が蛇行した所に有る山が、奥池ヶ谷城みたいです。
入口が分かりにくいですが、一応看板があります。
登り口から入り尾根つたいに階段を登って行くと、二の丸と本丸とおぼしき頂上につきます。
しかし、遺構と思えるのはそれだけで、元々天然の地形をそのまま利用した作りだったのではないでしょうか。
木が無ければ川も道路も監視出来る気がしますし、周囲を330°位囲んでいる川は天然の掘りになったでしょう。
40分~1時間位で上がって降りてこれますが、城跡らしき遺構はあまり無いのであまりお勧めは出来ません。
駐車場が付近に見当たらなかったので、登城口付近の道脇の空き地に駐車し登城しました。
100メートルほど比高30メートルほどの山道を登ると大きな岩と掘切のような物が現れそこを右に曲がり、さらに上を目指すとほどなく頂上に出ます。
頂上の向こう側に削平した曲輪や井戸らしき涌き水も現存し、確かにそこに城があった痕跡はうかがえます。
送電線の鉄塔の建つ位置が曲輪の流用なのか新たな物かは分かりませんでした。
名前 |
奥池ヶ谷城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
道路沿いに車2台駐車できるスペースがあります。
鉄塔があるからか、階段状に登城道が整ってはいますが、かなりの急角度にてわりと登るのはたいへんでした。
頂上まで登ったあたりが本曲輪なんでしょうが、よく分からない感じでした。
とにかく急勾配にて、登るのは四つん這いで登りきれるのですが、降りるのがめちゃめちゃ怖かったです。
山城あるあるですね。