2021年3月に訪問。
名前 |
友之郷開運稲荷神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0284-22-4472 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-tochigi/jsearch3tochigi.php?jinjya=76051 |
評価 |
4.3 |
2021年3月に訪問。
友之郷開運稲荷神社祭神 保食神(ウケモチの神)現在の福居南町は、往古より下野(しもつけ)の国、梁田郡(やなだごうり) 友之郷(とものごう)と称し、当神社の設立は、第五六代清和天皇(せいわてんのう)の御代、貞観(じょうがん)年間(今から一一00年前頃)京都伏見稲荷神社の御分霊を友之郷の守護神として奉遷(ほうせん)したものと云われています。
友之郷八木宿(やぎじゅく)は、古来より交通の要衝に位置し、人馬の往来が多く、江戸時代初期には京都朝廷より日光東照宮への例幣使街道(れいへいしかいどう)沿いの主要な宿場町として栄え、友之郷開運稲荷神社には参拝者が絶えず、また縁日には神社境内のほか参道にまで楽市(らくいち)(現在で言う自由市場)が立ち並び、近郷からの物資に満ち溢れ、人々は自由に商いし、村人は皆憩い潤い、五穀豊穣(ごこくほうじょう)・商売繁昌(しょうばいはんじょう)・開運成就(かいうんじょうじゅ)・家内安全(かないあんぜん)の村社(やしろ)として大いに賑わったとされています。
時代は移り明治・大正・昭和初期にかけては、あでやかな歌舞音曲が漂う福居花街を背景に、その賑わいは近郷には類を見ないほどのものでした。
現在の本殿は天明六年(西暦一七八六)に改築され、更に大正十一年に再修築されて現在に至って居ります。
今日では、静かな杜(もり)のたたずまいの中、風格ある社殿に施された豪華な彫刻や、蔵物(ぞうもつ)の極彩色(ごくさいしき)の絵馬(えま)等に往時の隆盛が偲(しの)ばれます。
近年、同村社の持つ歴史・文化的価値を見直す運動の盛り上がりと共に、往古を偲ぶ楽市(自由市場)の復活を目指す気運が高まっています。
平成八年十月吉日 友之郷開運稲荷神社社務所。