名前 |
美取神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
「式内社美取神社」の鎮座地は太田の(美取谷)と言うそうです。
太田の集落は岩美町を流れる小田川が蒲生川と交流する辺りの山沿いにあり「美取神社」は村の中山の頂きに鎮座しています。
創建は古く奈良時代8世紀律令体制頃、大和国の大神神社の分霊を泰還した大田田根子の子孫がこの地に来て居住し神主となり、御祭神は大己貴命(おほなむちのみこと)を祀ります。
202004014 午後参詣しました。
鳥居中央の「太神社(おおむわのやしろ)」と書かれた額をくぐり上方へ真っ直ぐに進みます。
それから少し左側に進んでまた今度は鋭角に左に真っ直ぐ上がれば拝殿・本殿に到着です。
途中の中門左右に一体ずつ武神が神社を守り、参道の両脇は鬱蒼たる叢林です。
拝殿前には左右に2本ずつの御神杉の大木や数々の御神燈等が境内の神聖厳かさを加えます。
江戸藩政時代は池田藩主の崇敬篤く社紋は(揚羽蝶)と決まります。
その後も地元地域の信仰心の拠り所です。
「美取神社」太田の集落内に四角柱の石道標が建っています。
(右は小田道 左は岩井湯村道)とかなり以前から道を示し続けてきた様子ですっかり丸みを帯び文字が判読し難くなっています。
その位古くからここは人の往来があったと物語る証拠です。