殿谷戸から日尾城を攻め登ってみました。
日尾城跡は自然地形を生かした縄張りがいいですね。
鉢形城の筆頭家老の諏訪部定勝の居城で武田軍の山形昌景が攻めて来た時に定勝が酔っぱらっていたので、奥方が軍の指揮を取り武田軍を撃退したとの伝説があります。
殿谷戸から日尾城を攻め登ってみました。
道は狭く、標高差は200mの急であり、攻め上がるのに何度弓矢の的になったかわかりません。
この様な城は攻めたくありません。
疲れました。
調査がまだ終わっていませんのであと二回は行かないと本丸、二の丸、三の丸につくられている腰曲輪等の調査が終わりそうもありません。
追、その後数回にわたり調査しました。
地元の人に聞いてじげえ岩、乙女が滝、天狗岩を調べ、観音山や31番の即身仏に行ってきました。
この場所へ行こうと思う方へ。
山登りの経験があり体力に自信があるなら、問題ありません。
山登りが苦手で運動不足の方は慎重に行動して下さい。
先ず往復は明るい内に済ませて下さい。
それと晴天が2、3日続いた後が良いです。
中間の分岐の辺りから道が分かりづらくなっています。
また雨が降れば即沢になります。
岩は苔むしています。
山登りか運動する格好で。
牛首峠の手前が急峻で捕まりたくなるので、手袋も欲しいです。
行きは20~30分、帰りは元来た道で30~40分掛かります。
帰りの方が滑り易く、時間が掛かります。
さて、肝心の城跡ですが、天然の要害です。
牛首峠付近は幅も狭く郭ん造れたとは思いません。
初めは本郭、二の郭を造って、後に谷あいと隣りの尾根を拡張してように思えます。
北条氏が武田氏の侵攻を防ぐための城だったと言われますが、ここを攻めるのは大変そうです。
コンパクトにまとまっており、牛首峠の岩盤など見所もありますが、到達するにはそれなりに大変なので、注意して下さい。
少しの登りだが冒険気分を満喫できる。
熊に注意。
中世の日尾城跡。
鉢形城(寄居)の支城として機能していたようです。
大きな城郭ではありません。
また、頂上以外で携帯の電波はほぼ届きませんのでご注意を。
名前 |
日尾城址 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
北ルートがお勧め、少し悪路だけど。