初めて行ってみました。
小さなパン屋 ココノカ / / .
すでに何度も宣言した事だが、私は断じてグルメなどではない。
グルメ・美食家というのは様々な経験を通して、酸いも甘いもかみわけて。
という事を何年も何十年も、そして何代もかけて構築されるもの。
もしくはよほどの才能に恵まれたものが、よほどのセンスと経験と、よほどの努力をして到達出来る境地であると確信する。
要するに自らの意思だけでなれるものではないし、名乗ることも出来ない。
そもそも味がわからない者がグルメなどと名乗ってよいものではない。
ufeffufeffただ食べることに拘泥しているだけだ。
ufeff単に栄養素を摂取するだけなら、必要なサプリメントを定期的に飲めばよい。
その方がよほど健康的であろう。
糖尿にも高脂血症も高血圧も腸内ポリープも立ちどころに完治してしまうだろう。
しかし、そうではないのだ。
私が求めるものはいかに心にうち響くものを食べるのかという事だ。
母親の、家内の、家族のいやそれだけではない。
誰の手を経ても心のこもったものであればなんでも美味いのだ。
ufeffufeffただし「心のこもった」ものと「手の込んだ」ものとは違う。
この場合は技術・技能の有無でも、当然価格の問題ではない。
そこにあるすべてがうち響くものでなければならない。
ufeff例えば、今はなき、昭和の時代に池袋駅地下で食べた豚丼。
コンコースに直接面したカウンターだけの猥雑な店先で、みるからブルーカラーの大人たちの中で出会った、脂身だらけの安い豚肉を醤油と酒と砂糖でひたすら濃く甘辛く仕上げただけのどんぶり。
同行した父親が「これは豚じゃなくて犬肉だ」と笑いながらかきこんだあのどんぶり。
世間一般では間違っても「美味い」とは認定されないであろう。
しかし、あのシチュエーションも含めて心に響くあの味こそ「美味い」といいたいのだ。
ufeffufeffufeff「小さなパン屋 ココノカ」ufeff今年2月にオープンされた、文字通り小さな小さなパン屋さんだ。
これで2度目、といいたいところだが、今回はある方からのいただきものだ。
ufeffufeff「カレーパン」ufeffチーズでコーティングされた、少し硬めのバケットのような生地に包まれた優しい味わいのカレーには、野菜と豆がたくさん入っている。
これはひよこ豆であろうか。
カレーは辛口を好むが、このパンはこれでなければならない。
この優しさあっての美味さなのだ。
ufeffufeffufeff包み紙をよくみると何やら記載されているufeffufeff「This taste warms the cockles of the heart」ufeffufeff英語は苦手なのだが、いろいろ調べたり聞いてまわるとどうやら「心温まる味わい」あるいは「ほっこりする味」という事らしい。
なるほど、そういう言い回しがあった。
私が追い求めるのはこれなのだ。
これを食べたくてあちらこちらを回っているのだ。
ちょっと分かりにくい場所でしたが、 何とか到着。
可愛いお店で美味しそうなパンとケーキが並んでました。
店主さんも感じがとても良かったです。
ベーグルを頂きましたが、もっちりしていて大きめなくるみとカボチャがゴロゴロ入っていて美味しかった(^^)通いたくなるパン屋さんです。
名前 |
小さなパン屋 ココノカ |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
🍎まだ、1度も入った事がなくて、1度入ってみたいと思っています。
🤗