晴れた日のここから見える景色が好きです。
(読み:なるかおおぜき)駐車場はそこそこの広さ有り。
九頭竜川にある堰で、白い船の舳先の様な構造物が、川の対岸までずらりと並んでいる。
しかし、船の舳先の形の様と思っていた堰柱…実は鹿をモチーフにして造られていると書かれているのを発見。
それを読んだ後にも眺めてみる…よーく見てみるが、鹿……鹿?……鹿??まだまだ自分が未熟なのか、どんなに頑張っても鹿に見えなかった。
管理所ではダムカードが配布されて無く、隣にある『わくわくRiverCAN』で貰えます。
そこでは、天然記念物のアラレガコや色々な川魚が水槽で見る事が出来る。
アラレガコを見ましたが、何とも言えない顔立ちの魚で、ほとんど動かない。
福井ではこの魚を食べるそうで、5、6千円する高級魚と書いてあり、値段に驚き。
「美味しいよ」と職員さんが気さくに話かけてくれました。
鳴鹿大堰周辺の歴史、文化や自然を学べると思います。
(2023.7.29)
九頭竜川に建設された堰で、ゲートの昇降を油圧シリンダで行う珍しい構造となっております。
普通の堰と違い、上部にロープ巻き上げの施設がないためスリムな見た目です。
鳴鹿大橋(人道橋)が併設されております。
ダムカードは土休日を含み配布しており、鳴鹿大堰管理事務所では平日の8:30~17:15の間、九頭竜資料館では月曜と年末年始以外の9:00~16:30の間で配布しております。
福井から九頭竜川の堤防道路を東進して大野方面へ向かう途中、九頭竜川に大きな建造物が見えてきます。
■ダム便覧より引用この地には江戸時代から農業用水の水源として、川の中に石積みの堰が作られていたが、戦後、大がかりな農業用頭首工(とうしゅこう)が建設され、昭和30年に完成。
その後、頭首工が老朽化したこと、水道用の水需要が増大したことなどを背景に、建設省が多目的ダムとして再開発を行った。
これが、現在の九頭竜川鳴鹿大堰。
鳴鹿大堰には、左右両岸に階段式魚道、人工河川式魚道、呼び水水路がある。
途中に魚道観察室があって、魚が階段式魚道をのぼる様子を見ることができる。
■引用ここまで堰に設けられた魚道の急流を元気に遡るアユの姿が見れました。
広い川幅に並ぶ鳴鹿大堰は、まるで船が並んでる様なデザインでした。
ちょっとした広場の桜が綺麗。
素敵なデザインの堰ですね。
九頭竜川資料館でダムカードや詳しい鳴鹿大堰の構造や九頭竜川のことが分かるパンフレットをいただくことができます。
今は令和2年3月19日まで改修工事のため堰の上が通行止めになっています。
11月中旬から末までの紅葉の時期に来ると最高に綺麗だと思います。
訪れた時12月上旬は紅葉も終わりがけで丁度魚道の公開も終わったところでした。
資料館にいらっしゃったドラゴンリバー交流会の方によると魚道の見頃は鮎が遡上してくるゴールデンウィークが終わったすぐの5月頃と大きなマスが遡上してくる11月頃。
新緑の春に鮎が見たければ5月、紅葉の秋にマスに出会いたければ11月といったところです。
とても素敵な場所なので工事が終わったら再訪したいと思います。
デザインが秀逸!ダムではないのだけれど、ダムカードもらえます。
ダムカードもらいに訪問。
パッと見、九頭竜川にかかる橋なのですが、堰だったり(分類上ダムではない)橋に見えてしまうくらい見た目にも配慮されて設計されています。
堰をはさんで魚の行き来ができるように魚道も設けられており、水のながれを作ることで魚を魚道に誘導する工夫もされています。
晴れた日のここから見える景色が好きです。
主ゲート4門、土砂吐ゲート2門のローラゲートを備えており、これには全国の大規模堰で初めて油圧シリンダ直吊り式が採用された。
堰柱は景観に配慮した、名称にもなっている鳴鹿の「鹿」をイメージしたデザイン。
左右両岸に階段式魚道、人工河川式魚道、呼び水水路があり、魚道観察室がある。
水源地、天気から川の仕組み、堰の役割や川魚について学べます。
実際に川魚が水槽に居ました。
ダムについても足元の真下に地図があり、福井の水源は大野の油坂峠で、足羽川が川の中でいちばん距離が長いことを知れました。
名前 |
鳴鹿大堰 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
2023年11月4日隣接のわくわくRiver CANで、通常版と20周年記念のダムカードをいただきました。