いつか行きたいと思いようやく行くことが出来ました。
ムツばあさんの家入口 / / .
ひっそりとしています。
手入れされている公衆トレイがあります。
「秩父山中 花のあとさき」を見て以来、いつか行きたいと思いようやく行くことが出来ました。
むつさんやこの集落で暮らしていた方々の映像が蘇ってきました。
今は誰も住んでいない集落はさみしい気持ちにもなります。
入り口のテーブルやベンチ作ったりもみじを植えたりしてくれていたむつさんやお父さんのその場所が目の前にあり、その場所にいられるだけで胸がいっぱいになります。
幕末の日本の人口は3000~4000万人。
明治に入ってから人口は増え始めた。
従来の土地だけでは不足した。
そこで人は山野に入り木を伐り根を抜き、獣を追い払いながら、開墾した。
苦労することが生きることだった。
今日山奥に入って集落があるのを見て驚くことがあるが、それはこうした近代日本の人口動態と深くかかわっている。
埼玉県秩父市太田部楢尾地区は群馬との県境を流れる神流川沿いにある。
山の奥だ。
縄文時代すでに人が住んでいたといわれるが、集落としてまとまったのは明治以降と思われる。
近代に入って最盛期には人口100人ほどに達していた。
主産業は雑穀栽培(米はとれない)・林業・炭焼き・養蚕・コンニャク(ムツさん宅に置かれている赤さびた大きな鉄鍋はコンニャクづくりに使ったのではないか?写真参照)・紙漉きなどだった。
欧米の工業に大きく後れをとっていた日本の周縁部において対価を得るには、そうしたものを作るしかなかった。
小林ムツさん夫妻はこの地で生まれ、地域の伝統のなかで暮らし、子をのこし、この地で亡くなった。
小林宅から北側をのぞむと、ずっと足下を神流川が流れていく。
川は峡谷を足早に下って利根川に合わさり、関東平野をゆるやかに横断し、やがて銚子から広い太平洋に注ぎ込む。
その水の一部は水蒸気になって雨となり、またこの楢尾地区に戻り降りてくるだろう。
だが、もう楢尾にはその水を飲む人がひとりもいなくなってしまった。
ムツさん夫妻は、先祖が山の斜面を切り拓いた畑を「山に還す」と言った。
等高線状に開墾された山畑は、いま、雑木や雑草にあつく覆われて、たしかに静かに自然に還っている。
生活するのは大変そうだけど、のんびりしていて良い場所☺️
この限界集落で人の営みをしていた人たちに思いを馳せるとホントに頭が下がります。
むつさん夫妻、新井さんお疲れさまでした。
映画「花のあとさき」で見たムツばあちゃんのお宅の案内板です。
とても静かで鳥の声がいっぱい聞こえていました。
こちらの集落は今誰もいらっしゃっらないようですが近くの方たちが整備していただいているようです。
静かにみてまわるのが良いと思います。
2021.4.11訪問。
はなもも咲いているかなと想い行きましたが見当たりませんでした。
🌸サクラが今年は、早かったので、見頃は過ぎてました。
後世の人の為に花を植えて頂きありがとうございました。
おりに触れ訪ねたいと想います。
住んでいる人がいないと想うと寂しいですが。
夏と秋に行きました。
ムツさんのもみじ、とても綺麗でした。
次回は是非、春の花の季節に行ってみたいです。
今は誰も住んでおられないかつての限界集落以前、たまたま見たNHKのドキュメント番組で ムツさんの笑顔*生き様に心打たれ訪れましたムツさん、公一さんが 後に訪れて来る人が ちょっと一息出来る場としてテーブル席を用意してくださっている場所がありますがきれいなトイレも整備されています。
名前 |
ムツばあさんの家入口 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0494-72-6083 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.6 |
地元です。
春の花咲く時期も良いですが、紅葉がきれいなこの時期も良いです。
公園内のもみじの色付きが、とても綺麗でした。
むっちゃんとこうちゃんの公園は、いつ来ても和みます。